レンタルサーバでのPython環境作り

WebサーバやPython実行環境のために、レンタルサーバをうまく活用できないかと思い、さくらインターネットに申し込んでみた。お試し期間が 2 週間あるので、活用できそうになければ、解約すればよい。さくらインターネットの選択理由としては以下の通り。

  • 月額費用が安い。スタンダードプランで月額500円。
  • SSHログイン可。
  • Pythonが利用できる。PHPが利用できるとこは多いんだけど、Pythonが利用できるとこは少ない。

当然レンタルサーバなので、root権限なし。Python 標準ライブラリ以外を利用する場合、一般ユーザのホームディレクトリにインストールする必要がある。Python DNS Libraryを試しにインストールしてみる。xxx がユーザ名。

% python setup.py install --home=/home/xxx
% setenv PYTHONPATH /home/xxx/lib/python
% python
Python 2.6.2 (r262:71600, Jun 17 2009, 12:25:19)
[GCC 4.2.1 20070719  [FreeBSD]] on freebsd7
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import DNS
>>>

DNS ライブラリの setup.py を実行時に --home オプションで /home/xxx 以下を指定すれば、xxx のホームディレクトリにインストールされる。インストールすると、/home/xxx/lib/python/ 以下に DNS ライブラリがインストールされた。Python の標準パスだと、/home/xxx/lib/python のライブラリが検索されないため、/home/xxx/lib/python も検索対象とするために PYTHONPATH を設定する。Cシェルであれば、.cshrc あたりに追加しておけばよい。

とここまで書いてきて、インターネット上に非常によいまとめが公開されていることを知った。CGIPython を利用する場合、このまとめを参考にすればよさそうだ。
さくらのレンタルサーバで Python 外部モジュールを使う

おまけ:Web サーバの設定

ウェブサーバの設定で気になったところをリストアップしてみる。